Curiousa&Curiousaのガラスシェード型を使わない100%手成形の吹きガラスです。
100%手形成というのは、日本で言う『宙吹き』と呼ばれる技法で、吹き竿の先につけた溶けたガラスを吹いて大きくし、作業台の上でクルクル回しながら鋏のような器具を使って手作業で形を整えていきます。 冷めてきたら溶解炉にいれ熱する、そしてまた吹いて成形する。 それを何度か繰り返しキュリオーサ&キュリオーサの美しいシェイプが出来上がります。
職人が指先の感覚で作り出すガラスには柔らかな「揺らぎ」があります。自然が創ったとも言える均一ではない揺らぎの美しさ。同じものは二つとない本物の味わいです。
そして気泡やスペックと言われる色素が伸び切らず小さなホクロのように固まった黒点があることがあります。これらは手吹きガラスのチャームポイント、お手元に届いたシェードに小さなそれらを見つけたら、それはラッキーサインです。
ちなみに形を整えるときに高温のガラスを何で触るか?
キュリオーサの職人は吹き竿の先につけた1000℃を超える高温のガラスを、なんと水に濡らした電話帳で受けガラスを支え、形を整えていくのです。 布だと繊維がガラスについてしまうので紙でなければ、でも新聞紙ではダメで、、、長年の経験から、サイズ、水分の含み具合、しなり具合、、、職人にとってイギリスの電話帳がベストなのだそうです。
手吹きガラスの揺らぎ(オーブペンダント)
Arras Restaurant, York (イギリス)
上の画像はキュリオーサの『オーブペンダント』を下から撮ったところです。不均一なガラスの揺らぎが万華鏡のような美しい世界を作り出します。手作業で作られた本物ならではの魅力です。
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