セレブの自宅のダイニングルーム

セレブのダイニングルーム7選

今回はセレブリティの自宅を覗いてみましょう。トムフォルクナーのジャーナルより、チームがピックアップした7つのダイニングルームをご紹介します。
それぞれのセレブリティの個性、生活のスタイル、おもてなしの心がふんだんに現れた空間はアイデアに溢れていて、思わぬインスピレーションを得られるかもしれません。

トムフォルクナーについて

(この記事はオーセンテリアの取扱いブランドであるトムフォルクナー社のJournalを元に弊社が日本向けに編集したものです。)

ジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲン邸

Image credit: Photographer William Waldron for Architectural Digest

ジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲンの、ニューヨーク、マンハッタンの自宅です。
豪華絢爛さと慎み深さが同居しています。丸いダイニングテーブルのアンティークな天板の豪華さと木の温もりが、金属の柱、ダスティブルーのスチール製の仕切り壁、アイアンのテーブルベースと絶妙なコントラストを描いています。
デザイナーのドン・スチュワートは、素材を扱うセンスが素晴らしいです。布張りのダイニングチェアは重厚でどっしりとした印象が強いですが、チェアの曲線がエレガントさと軽さをプラスし、座り心地も良さそうです!金属製のテーブルベース、アンティークな石の天板、スチール製の壁、アートワーク、これらの組み合わせが、この空間を特別なものにしています。

ジェシカ・アルバ邸

Image credit: Stephen Kent Johnson for Architectural Digest

ジェシカ・アルバのロサンゼルスの自宅は、暖かみのある色調で構成され、使われている自然の素材たちがその空間をより落ち着いたものにしています。大きな出窓はたくさんの光を室内に取り込み、そして生まれた陰影はその空間に趣を加えています。この光使いは、窓外の景色よりも部屋の中に意識を集中させる効果もあります。リネン、ダブグレーの色合い、壁にかかったタペストリーなど、ヨーロッパを感じさせるアイテムが散らばるこの家は、まるでロサンゼルスの喧騒から逃れてきたよう。漆喰の壁と天井は、それらのアイテムと色調に見事に調和しています。長方形のダイニングテーブルは、金属製のインダストリアルなデザインのテーブルベースに、ライムウォッシュ仕上げの木のテーブルトップ、ゆったりとした幅があり、おもてなしに最適です。

ブルック・シールズ邸

Image credit: Photographer William Waldron for Architectural Digest

ブルック・シールズの持つ、ニューヨーク、グリニッチビレッジに位置する家です。
丸いダイニングテーブルは部屋の雰囲気を柔らかくし、フェミニンな雰囲気をプラスしてくれます。このダイニングルームは、その良い例と言えるでしょう。
椅子の座面のレザーは柔らかく、ついさっきまで誰かが座っていたかのよう、家族がダイニングチェアに座って食事をする様子が目に浮かびます。グリザイユの壁紙は、黒いシャンデリア、光沢のある黒いウッドフロア、ダイニングテーブルの白い大理石の天板、エンパイアスタイルの暖かみのある色調の家具をまとめあげています。

エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキー邸

Image credit: Photography by Evan Joseph

エミリー・ブラントジョン・クラシンスキーのニューヨーク、ブルックリンの自宅のダイニングルームです。2脚のアームチェア、鮮やかでモダンなペンダントライト、コミックのアートワークによって、フォーマルな印象が和らいでいます。木のテーブルトップの素材感溢れるエッジの形は、ダイニングチェアやアームチェアの曲線と共に、直線的なラインを崩すのに役立っています。キッチンの隣に位置するこの部屋は、ディナーパーティーに最適で、リラックスして楽しいおもてなしができることが想像できます。

ジョルジオ・アルマーニ邸

Image credit: Photography by Roger Davies for Architectural Digest

ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニのスイス、ラ・パントの隠れ家では、彼のディテールへのこだわりが感じられます。このダイニングルームはそのインスピレーションの宝庫です。シックでユニセックスなスタイルを得意とする彼は、フェミニンになりがちな円形のダイニングテーブルを、素材のチョイスと光沢のあるマホガニーのテーブルトップによって、男性的な雰囲気に仕上げています。テーブルの脚部分からは、このテーブルの使い勝手と座り心地の良さが見て取れます。ディレクタースタイルのダイニングチェアのオレンジのレザーと、光沢のあるマホガニーの壁は、床にまで落ちるシルクのコーヒー色のカーテンによって、柔らかく優しい雰囲気へと演出されています。

アマンダ・レヴェットとベン・エヴァンス邸

Image credit: Photography by Paul Raeside for Architectural Digest

イギリスの建築家アマンダとデザイナーのベンのロンドンの自宅のためにアマンダがデザインした光沢のあるファイバーグラス製の長方形のダイニングテーブルのスケールは素晴らしく、2,000平方フィートの広大なキッチンと娯楽スペースに完璧に収まっています。航空機の翼のような、流れるような形のダイニングテーブルと、ジオ・ポンティの象徴的なダイニングチェア「スーパーレジェーラ」の組み合わせは、完璧なものです。この空間は、この夫婦のデザインに対する信頼と、彼らの明るい性格を映しています。この部屋は明らかにディナーパーティー用に使用されており(右側の壁にはミュージックステーションが完璧に設置されています)、この豪華なダイニングテーブルを囲んで20名までのゲストが簡単に座ることができます。

ナオミ・ワッツとリーヴ・シュレイバー邸

Image credit: Photography by Douglas Freidman for Architectural Digest

ナオミ・ワッツリーヴ・シュレイバーのニューヨークの自宅です。こちらは厳密にいうとダイニングルームではありませんが、この長方形のダイニングテーブルがゆったりとしたスペースに置かれています。ヴィンテージのラグは、テーブルとダイニングチェアを空間に固定する役割を担っています。大きなアンティークミラーとアシンメトリーなペンダントライトは、ダイニングテーブルと高い天井の距離を縮め、個性を加えています。夜には、アンティークミラーがフロストペンダントの柔らかい光を反射して、このダイニングエリアの温かみのある雰囲気を演出してくれます。

Text by Tom Falkner Journal team

 

以上7つのダイニングルームをご紹介させていただきました。
それぞれテイストが違い、色使い、形、素材、それぞれのアイテムたちの個性が合わさって、その人らしい特別な空間を演出していますね。 生活の場所であり、ゲストをもてなす役割も担うダイニングルーム、インスピレーションを集め、くつろぎともてなしの空間を作りましょう。

そうしたダイニングスペースの要となるダイニングテーブル、特にラウンドテーブルなど、オーセンテリアの扱うブランド、トムフォルクナーモアソニエにも多数揃っております。ぜひチェックなさってみてください。

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