アームチェアのすすめ モアソニエ

オーセンテリアのオーナーの石黒はインテリアデザイナーとしても常にいくつかのインテリアデザインの案件に携わっています。今回はそんな石黒のインスタグラムに投稿されたコラムを少し加筆してご紹介します。

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現在進行中のプロジェクトの一つで、モアソニエで宝石のようなチェアをオーダーすることになりました。

モアソニエ(Moissonnier)はオーセンテリアが扱うブランドの一つ、クラシックなからアバンギャルドで大胆なデザインまで幅広い世界観を魅せるフランスの家具ブランド。(モアソニエについて詳しくはこちら

うっとりするような美しいフォルムの椅子に、とびきりのファブリックを選んで、数十色のカラーパレットから脚の色、鋲の色も選び、、、デザイナーとしてそれは嬉し楽しく、そして個人的にはとても羨ましいです。笑

さて、本題の「アームチェアのすすめ」は、リビングでも寝室でも、お部屋の片隅に置く一脚の椅子からインテリアの楽しみと暮らしの豊かさが増します、というお話です。

想像してみてください。
そこにチェアがあると、、、傍らに飲み物を置く小さなテーブルが欲しいですね。本を読むための灯りにフロアスタンドも。 お気に入りのカップにホッとする香りのお茶を淹れて(私はワインかも!?)、特別席でのリラックスタイムのために心地よいBGMを流しましょ。そうだ、仄かな香りも欲しいからアロマキャンドルも灯して、本からふと目を上げた先にはお花を飾っておきましょ。。。
ね、穏やかで幸せな光景が浮かびますでしょ? 一脚のチェアから豊かさが波及していくのです。

夢のよう?
いいえ、お部屋の一角に1m四方のスペースがあれば実現可能です。
一度に全て揃えるのは難しいかもしれません。そうしましたら、まずは椅子、その次は、、、と一つずつお気に入りを見つけては足していくのも楽しみになりますね。

ホテルやカフェでの1人時間も贅沢ですが、それは大勢の人が一時的に過ごすために作られた空間でのこと。ご自身のためだけにサイズや使い勝手などの快適性も、デザイン、色柄、素材の肌触りなどの好みもギュギュギュッと詰め込むことができるのがご自宅です。

今年のクリスマスには、ウォッチやバッグの代わりに、これからの人生の宝物、そして日々の充電ステーションとなる『場所と時間』をご自身に贈るのはいかがでしょうか。

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ここからは、モアソニエのアームチェアをいくつかピックアップしてご紹介します。

L.XV BERGERE
背もたれ部分のアーチによって柔らかさと、木の素材から温かみを感じるクラシカルなデザインです。

L.XV MARQUISE GONDOLA CHAIR
こちらは、丸くコロンとした形が可愛らしい。
幅広なのでお子さんと一緒に絵本を読んだり、胡坐もかけますね。

ENGLISH ARMCHAIR cf Cary
こちらは全体がファブリックに覆われたユニークなモデル。
裾のフリンジがお洒落。

RESTORATION BERGERE
こちらの写真のように、シルクの光沢のある素材を選ぶと印象がぐっと変わります。またダークカラーのレザーを張ればぐっとダンディに。

デザインが同じであっても、ファブリックの素材感や色やパターン、また木の種類や塗装色によって全く違う印象のチェアに仕上がります。どんな組み合わせを選ぶかが、一番楽しいところですよね。迷ったらオーセンテリアにいつでもお気軽にご相談ください、一緒にワクワクしながら、あなたの空間とご希望にぴったりのチェアを作り上げるお手伝いをいたします。

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