コーヒーテーブルの選び方

コーヒーテーブルの選び方

ラグジュアリーなリビングルーム、ソファの前にある低めのテーブル。日本ではローテーブル、リビングテーブルとして知られていますが、欧米では『コーヒーテーブル』と呼ばれています。

コーヒーテーブルはリビング空間に憩いのエッセンスを与える重要な役割をもった家具です。その名のとおりテーブルを囲んでコーヒーや紅茶を楽しむのはもちろん、お花を飾ったり、写真集を置いたり、テレビのリモコンを置いたり、お部屋のテイストやライフスタイルに合ったコーヒーテーブルは暮らしに機能性とラグジュアリー感をもたらしてくれます。

そんなコーヒーテーブルですが、海外のブランドを含めると選択肢が幅広いため、なかなか選ぶのが難しいというお客様の声を聞きます。

この記事ではコーヒーテーブルを選ぶうえで気を付けたいポイントをご紹介します。

レイアウトとスペース

まずお部屋のレイアウトとスペースを考えます。ソファとのバランス、導線を考えながら理想的なサイズコーヒーテーブルを選ぶために以下のようなポイントをおさえます。

  • ソファとの距離を30~45センチ確保する。
  • ソファとテーブルの間に人の行き来が多い場合は少なくとも45センチ程度スペースを空けたいところです。
  • テレビ台、暖炉、他の家具などがすぐ近くにある場合は導線を確保するために少なくとも80センチほどスペースを空ける。

レイアウトとスペースを考慮に入れて最適なサイズのコーヒーテーブルを選びます。

サイズと高さはとても重要

コーヒーテーブルとソファのプロポーション(比率)は最も重要なポイントです。以下の点に注意してサイズと高さを配慮して理想的なアイテムを選んでください。

  • コーヒーテーブルのサイズはソファの3分の2程度の長さ・幅になるのが理想です。3分の2程度のものを置くと不思議としっくりくるサイズ感が得られます。
  • 高さはソファの座面の高さと同じ高さのものがお勧めです。少し低めのものを選ぶ場合もありますが、お客様とティータイムを楽しむことが多い場合は、ある程度の高さがあればカップの上げ下ろしが楽になります。

シェイプは雰囲気に合わせて

オーバルとラウンド

オーバル(楕円形)やラウンド(円形)の曲線は空間に柔らかな印象を与えてくれます。また角のない円形のコーヒーテーブルはソファとの間隔を広くとれるので限られたスペースでも人の行き来がしやすくなります。また高等テクニックですが、十分なスペースがある場合は2つまたは3つの高さの違う円形テーブルを配置すると、リズム感あふれる魅力的なインテリアが出来上がります。人数に合わせてフレキシブルに配置換えするのも楽しいです。

スクエア

もし十分に広いリビングスペースを確保できる場合は大ぶりのスクエア(正方形)のコーヒーテーブルを置くと落ち着いた大人の存在感が出ます。また2つまたは4つのスクエアのものをシンメトリック(左右対称)に配置するのも面白いですね。

長方形

最も人気があり使い勝手が良いのがリクタンギュラー(長方形)のコーヒーテーブルです。L字型のソファ、コの字型のソファにも調和します。もしリビングスペースが細長い空間だった場合に長方形はスペースを最も有効に使えるシェイプになります。

素材、スタイルと効果

ガラス

ガラスの天板はどのようなインテリアにもマッチし、洗練した印象を与えます。ガラスはメタルフレームの仕上げとの調和が美しく映えるのが魅力です。クリアなガラストップのコーヒーテーブルは下に敷かれたラグや床のフローリングが見えますのでオープンな感覚が得られます。

大理石

大理石の天板は適切なメインテナンスが必要ですが、普段から十分なケアをしていただければ、他の素材よりも長持ちします。美しい大理石のテーブルトップはモダンなデザインでありながらトラディショナルなインテリアにも合う最高のコーヒーテーブルになります。

ビスポークで思いのままに

弊社で取扱いのTom Faulknerの家具はサイズ、素材、仕上げを選んでオーダーするビスポーク(カスタマイズ)が可能です。この記事にあるようにソファのサイズ、レイアウト、お好みのスタイル、そしてお客様のライフスタイルに合わせてコーヒーテーブルを特注することができます。まずはお気軽にお問合せ下さい。

関連記事