2023年3月にロンドンで開催された[d]arc アワードにて、キット – デコレーション部門でキュリオーサの【ウェーブコレクション】が最優秀賞を受賞しました!
[d]arc アワードとは、世界中で広く読まれている照明デザイン雑誌であるarc magazineとdarc magazineが主催を務める、屋外照明、屋内照明、ランドスケープ照明、照明器具など、全6部の照明デザインプロジェクトや製品に贈られる賞です。
キュリオーサはその中で、照明器具製品の中の、「キット-デコレーション(デコラティブな照明器具)」部門にて、トップを勝ち取りました。
Fabric Londonにて3月30日に開催された授賞式には、キュリオーサの創設者でありデザイナーのエスター・パターソン、デザインチームからジョージ・ウーレイとカルム・マリオット-マニング、ガラス職人のサイモン・ムーアが出席しました。
おめでとうキュリオーサチーム、みんな嬉しそうですね!
吹きガラスの有機的な性質とモダンな美学を融合させ生まれた「WAVE COLLECTION(ウェーブコレクション)」。テーブルランプや、垂直や水平に連なる彫刻的なシャンデリアなど、6つの新しい照明器具で構成されたコレクションです。
(日本ではコレクションのうち、ペンダントライトの「ウェーブレット」のみ取り扱いしております。)
エスターは言います、
「モダンで合理的でありながら、私の持つ、色彩、有機的なフォルム、手作りに対する思いを保ちながらも、交換や修理が可能で長く使えるものが欲しかったのです。そして、ただの照明ではなく、それ自体が彫刻のように存在するものを求めました。」
キュリオーサはガラスの形成に型を使わず、職人の熟練された手と目を頼りに手吹きで丁寧に形作られ、それ故その一つ一つがユニークです。精密に細部までこだわり作られ磨かれたガラスは、滑らかな美しいラインを描きます。
ウェーブコレクションはLED技術を駆使し、新たな挑戦を実現していることも特徴です。光を拡散するチューブ状の吊り部材の中には、スパイラル状のLEDストリップが組み込まれ、真鍮のエンドキャップによって区切られています。ライン状に並べられた手吹きガラスのパーツに光が柔らかく広がります。
ガラスは全てイギリス国内でオーダーメイドの手作業で作られ、真鍮、木材などのパーツは地元の小さな工房から調達されています。長く使えるように作られているのと同時に、交換や修理なども可能となっています。プラスチックを使用しない梱包方法などにも見えるように、サステナビリティはキュリオーサの取り組みの中核となっています。
ウェーブレットは、ウェーブコレクションの中の一つのペンダントライトです。 波打つ形のステム部分と、角丸の形のシェード、二つの吹きガラスのパーツが組み合わさったデザインが特徴的、サンドブラスト加工をガラスに施すと、光が柔らかく拡散し、二つのガラスの組み合わせの楽しさがさらに広がります。
この記事は、キュリオーサの配信するジャーナル、また[d]arcアワードのキュリオーサ受賞記事を元に、編集、加筆したものです。