フランスの家具ブランド、モアソニエ。
伝統的でありながら革新的なデザインという、対極のものを実現する家具メーカーであり、うっとりするような美しく個性的な家具たちを産み出しています。
歴史の中で培われたその確かな技術と品質、高い企業理念において、顧客に選ばれ続けているモアソニエ。今回はモアソニエにスポットライトを当てて、その魅力をご紹介いたします。
どうぞモアソニエの世界に心酔してください。
1885年、エミール・モアソニエはオーク、クルミなどの果樹を豊富に産出する森林地帯の中心地、ブール=アン=ブレスに工房を設立しました。彼は才能豊かな画家/彫刻家であり、クリエイティブな家具職人でもありました。彼は家具一つひとつを唯一無二の作品としてデザインする独創的な家具職人の第一人者でありました。1923年には息子のガブリエルとポールに引き継がれます。工場が建設されたことにより生産量は増え、モアソニエの家具は世界中に輸出、知られるようになります。
1976年、3代目のジャン=ループ・モアソニエ、彼は家具職人でもありながらファッションフォトグラファー、また画家としても活躍しています。ヴィンテージ雑貨や家具が好きな彼は、ヨーロッパのクラシカルな名作家具の数々をリプロダクトするよう指示、その構造やパティーナなどを巧みに再現しました。
1992年、モアソニエは、コレクションを象徴するチェスト、L.XV REF.573を発表。モワソニエのエスプリを象徴するモデルの誕生です。今日ではたくさんのバージョン違いのチェスト573のモデルが顔を並べます。ここで見られるのは制作事例の一部。お好きな色やペイントを施してオンリーワンの一台をお作りいただけます。
2000年には、ショールームがパリにオープン。
モアソニエのフランスのショールームは、パリ7区、サンジェルマンデプレのエリアに位置します。ショールームの中へ一歩足を踏み入れるとそこは、、、まるで異世界の様な、めまいを覚えるほどのめくるめく美しく迫力溢れるモアソニエの世界が広がっています。パリに行かれか方はぜひ覗いてみて下さいね。 モアソニエはパリのデコオフ、ミラノサローネなどの展示会にも出品しています。
高い品質と技術を誇るモアソニエは、アトリエ・ダール・ド・フランス(Ateliers d’Art de France)のメンバーとして、フランス国内外に芸術・工芸を普及し、発展を支援しています。 またモアソニエは、1910年以降、EPV (Entreprise du Patrimoine Vivant=生きた遺産企業)に認定されています。フランス経済産業省が認定するこの栄誉は、何世紀にもわたる歴史と遺産、そしてフランス企業として高い技術と希少なノウハウを持つ企業を評価し、支援するものです。
モアソニエの扱う木材、オーク、ウォルナット、チェリー、ブナ、ライム、チェッカーツリー…。それらはサステナブルに管理された森林地帯から調達されたフランス原産の木材を使用しています。モアソニエの木材の90%は半径30km以内の近郊の製材所から調達することでCO2の削減に取り組み、また木材への化学処理を一切使用していません。また、廃材をボイラーの燃料に使い工場の暖房に利用しています。
企業として厳格な基準をクリアし、高い環境保護への意識が伺えます。
『コンテンポラリー・ツイスト』という表現を使うモアソニエ。
伝統的なデザインを現代にどうフィットさせるか、現代のライフスタイルやファッションや嗜好にどう寄り添っていくかは多くの国の伝統工芸の抱える課題でもあります。フランスの伝統美にコンテンポラリーツイストを加えることで新たな魅力を生み出すモアソニエの真骨頂の一部を一挙にご紹介します。
まずはモアソニエを代表するチェストから。
モアソニエは、椅子、アームチェアやソファーなども豊富なセレクションがございます。
個性的なデスクやテーブルたち。チェス盤が施されたテーブルなどもございます。
その他、キャビネット、ミラー、キャンドルスタンドなどなど、様々なアイテムがございます。
モアソニエの世界をご堪能いただけたでしょうか?
モアソニエは、受注生産制の完全ビスポーク、サイズや仕様、塗装などご自身のためのこだわりのカスタマイズが可能です。赤坂のショールームでは7点のモアソニエ製品をご覧いただけますし、カラーサンプルやペイントのサンプルもお手に取ってご覧いただけます。
オーセンテリアはモアソニエの日本正規代理店です。お気軽にご質問、ご相談ください。